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●テキストデータの話
テキストデータはほぼ完成しました。
最後にもう一度見直して翻訳に出します。
テキストデータは全体で68000文字くらいで、ちょっと多すぎて翻訳に金がかかりそうなので、マニュアル(16000文字ほど)は削除になるかも……。
翻訳代はパブリッシャーが出してくれるので僕自身に痛手は無いものの、パブリッシャーがどう判断化するかです。
売れないソフトに金投入しても仕方ないもんね……。
詳細なシステム説明のほかシューティングゲームの製作技術などにも触れていてなかなか読み応えあると思うものの「ソフトに入れなくてもいいのでは?」と言われたら「その通りです」としか言えない。
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●BGMの話
BGMが20曲ほど必要ですが、それに備えてscaler2という作曲支援ソフトを買いました。
ジャンルごとの代表的なコード進行プリセットがあり、それを改変してコード進行を作るというものです。
テンションコードを多用したジャズっぽい曲が作れてしまうわけですよ。すごい。
でも軽く触ってみたところ、いろいろ試せるからこそ「ああでもないこうでもない」といじりまわして時間を食ってしまいそうなソフトでした。
適当なところで切り上げる精神力を要求される……。
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あとミックス&マスタリング用の「Tonal Balance Bundle」も買いました。
これは各パートや低中高域の音量のバランスなどを調整するソフトです。
曲作りでは、作曲して音を鳴らしただけではちゃんとした曲にはならず、各楽器の音量や左右のバランスを調整する必要があります。
これが結構な専門知識と耳の良さを必要とする難しい作業なのですよ。
かなり高度な技術を要するため、これを仕事にする人もいます。
ヘヴィメタルの世界で「プロデューサー」というとこの仕事を指すと言っても過言ではない。
そしてこの僕は耳がくそすぎるので、ミキシングマスタリングが絶望的にへたくそ……。
ならばソフトに任せてしまおうと、3万円でこれを買ったわけです。二カ月後くらいに二万円になった。
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ベース音源のmodo bassも買いました。
これはソフトウェア上で物理ベースをシミュレートするものです。
現在の生楽器系音源はHDD容量にものを言わせ生音データを大量に収録したものが多いです。
しかしこれは弦の振動とか響きを計算で出すので容量がとてつもなく小さい。しかも音色をほぼ無限に作り出せる。
ピックアップの位置とか弦のへたり具合を自由に設定できるんですよ……。
演奏法も細かく再現できます。
しかしいろいろ設定できるだけに、ちゃんとやろうとすると時間がかかりまくるのだった。
作業の簡略化の真逆を行くソフトを買ってしまった……。