2DSTG用のメカを描くのがめんどくさくて3Dでモデルを作ってそれを画像化することにしました。
しかし特定方向の絵を一枚出力するだけだとキャラを回転させるた場合に立体感や陰影が破綻します。
立体感や陰影が厳密に表現されているほど、回転時の違和感が大きくなります。
なのでケイブの作品では、キャラの回転をすべて出力しパラパラアニメの要領で力技の回転表現をしています。
戦車や砲台が回転するときにカクカクするのはこのためですね。
僕も試してみたのですが、32方向の回転パターンだとけっこうカクカクします。(上段左)
16方向だとものすごくカクカクします。(下段左)
動画を全画面にするとカクカク具合がよくわかりますよ……。
なんとかならんかなーと考え、ソフトウェアによる回転とアニメーションの回転を組み合わせてみることにしました。
全32方向なので、パターン一枚当たり11.25度を担当しています。
なので、11.25度以内の回転はソフトウェアで滑らかに回し、11.25度を超えたところで次の絵に切り替えるわけですね。
そしてできたのが右側です。
まだ多少カクカクしますが、ゲーム中ならそれほど気にならないかも……。
下段右もキャラによってはありかも。
生物や、フラフラ飛ぶドローンならいけそうな気がします。
まぁ画像容量の問題を除けばパターン数を減らす意味はないですが……。