今回から魔女を2人まとめて制作話を書いていきます。
裏切りの森の魔女シンディーと、亜空洞の魔女ライダ。
旧作から継続して登場している2人ですが、変化もそれなりにしています。
シンディーの場合、
旧作では蛇との合体を試みた許されない研究者、
Int版では男に騙され大樹に救いを求めた被害者、
そして、今回は声をテーマに森の生き物を守る者として登場します。
森が共通なだけで、キャラクター性はそれぞれ違っています。
戦闘スタイルはVindicator版では旧作に近い次々と敵を呼び出してくるタイプですが、倒しても特殊技で復活させた上に攻撃力を上げてくるので長期戦がより危険になっています。
ライダの場合、
旧作は亜空で生まれた一人ぼっちの存在、
Int版では同じ亜空で生まれたおかしな生き物を着て(?)います、
Vindicator版は旧作と同じ形に戻りましたが、Int版の容姿を取り入れ、更に亜空洞自体もランダム変化のダンジョンではなく、近現代未来の物が入り乱れる不思議空間になりました。
技も重力を意識したりと今までできなかった物を今回取り入れることができたので満足しています。
デザインラフ時から大きな変化はなく、そのまま表情等を追加してもらいました。
シンディーは声をテーマにした音楽もかなり良い感じになりましたし、ライダも4つ打ち曲を使えて強い個性を出せたかなと思っています。
2人とも色んなイベントを入れようと思えば入れられるので、実際、Int版は過去イベントをかなり入れたのですが、今回はそういうったものは逆になくしてイベントムービーのみのシンプルなものにすることにしました。
特に最近、シナリオの掘り下げというのがリメイクで行われることが多いので、シンプル過ぎるきらいのある昔ながらのゲームに拘る必要もないかとは思うのですが、変に自分と直接関係ない人物の過去が見えたりすると本来のメインシナリオであるフランクの視点がぼやけることが特にInt版では気になったところがあります。
あくまで過去が見えるのは自分が体験したシュトとの思い出だけ、に絞る方針でしたので、他の魔女たちの過去はシュトが語るか街の人が話すことのみに抑えています。
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