Violent Witches: the Vindicatorの発売も無事にできたので、少しづつ制作話でも書いていきたいと思います。
制作話の一部は支援者向けにするので、ご興味のある方は支援をお願いします。
今回のシルクは前作・前々作に比べると大分幼くなりました。
デザイナーさんには前作・前々作のデザインを渡したうえでアレンジしてもらったのですが、これの結果、一人だけが怪しいことをしている>実は教会全体がそもそも……という形に変化することになりました。
とにかく、物を溶解させる、という力が非常に表現しにくいので、
前作・前々作でもイマイチで、今回ようやくそれっぽくはなりつつも、
正直もうちょっとなんとかしたかったという気持ちがまだ残っています。
さすがにまたリメイクはやらないと思うので、別作品にあえて登場させて、その時にその溶解魔法を披露できるといいな……、と思っていたりします。
ラフ時からもデザインはあまり変わっていません。
この時点でも大分幼いのですが、本イラストはより幼くなったように思います。
故にどんどん危ない危ない……とか思いつつ……。
「溶ける協会」は前作・前々作でも人気ダンジョンだったので、
今回はよりおどろおどろしい表現ができるようになってより「溶ける」感が出せたと思っています。
ただ、やはり欲を言えば、本当にダンジョンがアニメして「溶ける」と良かったのですが、この辺り難しいですね。
一応技術的には動画をピクチャ挿入できるので、そこでアニメーションさせて徐々に裏側が見えていくような演出もできなくはないのですが……今後の作品に導入していけるよう研究・開発あるのみかな、と。
添付ファイルはシルクの大必殺技「交じり合って一つに」の元動画です。
ゲーム中だとわかりにくいので、こういった動画も今後の制作裏話の中で公開していければと思っています。