退魔の領域 第33話 伊吹咲菜㉝ リーリエの研究室⑨痒み責め①

咲菜はリーリエのもどかしい責めに屈してしまった。

そして、これから自分の身体へ繰り替えされる責めに屈しないことを宣言させられてしまった。

気丈な精神と高いプライドをへし折られることになった責めの前に鼻で笑いながらそれを笑った言葉。

その言葉がどういう結末になったかを咲菜は身をもって思い知らされている。

これから自分を襲う責めのことを考えると、淫紋を刻まれたそこがジュンと疼く。

無意識に疼いた下腹を抑えようとするが、完全拘束のこの状態では腕も脚も待ったく動かせない。

アルファベットのAのような拘束態勢の身体をわずかに震わせただけだった。

 

「うっ…くぅぅっ…ふううっっ…」

 

悪質なことに、現在咲菜への責めはすべて止まっている。

休ませるためではない。

他の部位の責めを止めているのは、咲菜の全ての感覚を脇責めに集中させるためだ。

 

「じゃあ~変態じゃない咲菜ちゃんの脇を頂いていきますねぇ~?」

 

「はぁ、はぁっ…う、うるさっ…うるさいわよっ…くうぅっ…」

 

リーリエがそういうと、咲菜の前後からそれぞれ2組、4本の新たな触手腕がぬっと肉床から生えて来た。

新たな肉手は、それまで咲菜を責めまくっていた肉手とは違い、肉粒や繊毛を生やしておらず、ゴム手袋のように滑らかで凹凸のないピンク色の肉で構成され、表面は染み出る白い白濁液でじっとりと濡れている。

肉手はゆっくりと咲菜に近づく。

 

「うううっ~~~~っ!や、やめろぉーーーっ!!」

 

咲菜は、にじり寄る4本の肉手から逃げようとするが、完全拘束の身体ではもちろん逃げられるわけがない。

その試みは、咲菜のスレンダーの身体を捩り、極薄の戦闘スーツに包まれた胸や尻を揺らし退魔師の引き締まった身体を責め手に見せびらかすだけだった。

両腕を真上に捩じり上げられ、ノースリーブの極薄レオタードから無防備に晒された腋窩は戦慄くだけでどうにもならない。

肉手は、濃厚な白濁粘液を五指でぬちゃぬちゃとこね回し、指の間にねばぁっと粘液の橋を掛ける。

それを、咲菜に見せつけながらゆっくりと咲菜の丸見えの両脇に近づく。

 

「ううっ…っぅう…」

(た、耐えないとぉ~~~~っ!!!流されちゃだめぇ…)

 

咲菜は少しでも肉手から離れようと唯一自由な首を思い切り引いて、少しでも肉手から逃れようと顔を反らしながら、恐怖で溢れそうになる涙を堪えて歯を食いしばる。

そして、ついに、その脇に、にちゃぁ!っと粘液を滴らせた五指を立てて触れた。

 

「ひぃいいいっーーーー~~~!!!!ほ、ほぉおおっ~~~~…!!!???」

 

たったそれだけで、憎まれ口をったく暇さえなく、身体中から抵抗する力がすべて抜けてしまった。

咲菜は散々避けられてきた腋窩への肉の接触に今までの責めで上げたことのないような浅ましく蕩けた声を上げ、喉奥から熱い吐息を吐き出す。

肉手はさらに咲菜の腋窩の窪みに押し入るように、指を立て穿りまわす。

 

「くぅっ…!あっ、だ、めっ…うわぁっ…!」

 

咲菜は散々焦らされた腋窩への責めにぴくぴくと全身で見悶える。

ただ触られているだけ。

しかも繊毛も肉粒も生えていないゴム手袋のような摩擦のない肉手にだ。

それなのに、滑らかな肉手の指先が腋窩に食い込むと、堪らない掻痒感が脳裏に炸裂する。

腋窩をなぞられるのは、まるで秘裂をなぞらるように甘美な刺激だった。

浅ましい反応がまるで止められない。

塗りこまれる白濁液が汗と混ぜられ、普段は絶対に触られない腋窩の敏感な柔肌にねっとりと染み込む感覚がどうしようもなく気持ちがいい。

脇から発生した快感は腰億にも伝搬して、触られていない秘所がぴくぴくと痙攣する。まるで腋窩と陰唇が繋がってしまったようだった。

もうずっとまともな刺激を受けていない秘所。

その奥の膣口からは、どぷっ!っと白くねばねばした重い愛液が吐き出しされ、快感を求めてへこへこと腰を振ってしまう。

陰核も痛いほど勃起してしまい、極薄のレオタードにこすりつけられるわずかな刺激がたまらない。

もう焦らされた挙句、性感帯ではない手脚や鼠径部、腋窩などの皮膚の薄い敏感な部位からのわずかで切ない快感でなぶられるのは限界だった。

 

(っ…あそこにさ、触って…んんっ!!!だ、だめっ…な、何考えてっ…流されちゃ…流されちゃだめっ…)

 

一瞬脳裏をよぎった弱い考えに戦慄してそれを打ち消す。

咲菜は自分の身体が自分の想定以上に快楽に弱く改造されてしまっていることを文字通り身をもって思い知らされた。

ただでさえ擽りに弱い部位。

そこを白濁した粘液とローションをぬるぬると塗りこまれながら穿られ擽られるのは咲菜の精神と身体を妖しく揺さぶる。

そして、腋窩を擽りまわす肉手のわずかな刺激は咲菜を追い詰めていく。

 

「ああぁぁっ…そ、そこぉ…うあぁっ…くぅう~~!?いやぁっ…ううううっーーー~~~っ????」

(だ、だめぇ…っ、こ、こんなにっ…わ、脇、き、きくうぅ…っ…ほ、本当に性格が悪いぃ…微妙な刺激ばっかりっ…~~~~~!?)

 

先ほどまで咲菜に行われていた責めは、肉粒や繊毛などがびっしりと生えた肉手による全身愛撫だった。

それは咲菜を乱れさせ散々に恥辱を味合わせたが、同時に快感も与えた。

だが、今行われている腋窩への責めの刺激はそれとは比べ物にならないほどささやかでゆっくりとしたものだ。

本来ならそれは刺激を減じるため、喜ぶべきことだが、咲菜の腋窩は刺激に飢えてしまっている。

どんな些細な刺激でも貪欲にそれを貪ってしまう。

丸見えの脇から染み込んでくるその感覚は、ただでさえ満たされずに甘く切ない脇責めの感覚をより耐えがたいものへと変えていた。

ゴムのように滑らかな肉手が白濁粘液液で摩擦感は限りなくゼロとなった擽り責め。

腋窩を撫で摩る肉手ものっぺりとしたゴムのようで、さらに白濁粘液とローションをまぶされているため、摩擦がほとんどない。

散々焦らされていた脇、思いっきり擦って欲しかったそこを摩擦のないなめらかな手で滑らかな手で擦られる、穿られ、決定的な刺激は与えられずにぬるぬるとつかみどころのない感覚だけが流し込み続けられる。

咲菜の腋窩をぬるぬると肉手がはい回り、撫で上げる。

 

「うあぁあああああーーーーー~~~っ!?」

 

咲菜は舌を突き出し絶叫する。

そのじれったい快感に耐えられず細い頤が跳ね上がり、汗に濡れた黒髪が乱れ、眉根が快感に耐えようときつく寄る。

腋窩から送り込まれ続ける刺激に捻り上げられた細腕が震え、触手に呑み込まれている五指を戦慄かせ、脚指をぎゅっと丸めてしまう。

くすぐったく、切ない刺激は、美少女退魔師の脳裏を快感で焼く。

 

「ああっ~~~つ!?も、もう…っ…わ、脇ぃ…っ…さ、触るなぁ…っ!!」

 

媚薬とローションのしみこんだ極薄の戦闘コスチュームで淫らに強調されたしなやかなボディライン。

淫魔と戦うために鍛え上げられた美少女退魔師の極上の身体がのけ反る。

背筋は揺れ、引き締まった尻と腰が跳ね上がった。

呼吸は浅く速くなり、鍛えられた下腹が激しく上下したかと思うと、ぴくぴくと痙攣して桜色の唇から笑い声が吹き出しそうになる。

だが、その笑いは腋窩を少し深く穿られれば快感に変わってしまい、細い方をびくっ!っと跳ね上げ、漏れそうになる喘ぎ声を噛み殺さなければならない。

そして、その腋窩への切ない快感も長くは続けてもらえず、すぐさま力の抜けた撫でまわすような擽りで白濁液を塗りこまれる。

咲菜は、再び襲い来る擽ったさに頤をビクッ!っと跳ね上げてしまう。

 

「ふひぃ!?ふぁぁぁっ…ぐぅううううっ~~~~っ!?」

(くすぐったぃ!?わから…うあぁっ!?わかんないぃ~~~っ!?)

 

咲菜の感覚は混乱を来たし始めていた。

擽ったっさと快感が頻繁に入れ替わる腋窩責めは一拍ごとに、耐えなければという退魔師の気丈な決意をガリガリとすり減らしていく。

送り込まれ続けるじれったく切ない刺激に腰の奥が淫熱で熱くなり、胸の奥がきゅっと切なくなる。

領域を魔性生物に散々追い回され、身体を熱くして逃げ回ったため、咲菜のすっきりとした腋窩は汗と粘液で蒸れまくっている。

そこを左右同時にぬるぬると撫でまわされほじくられるのは、刺激だけではなく咲菜の羞恥心も散々に刺激した。

咲菜のそんな浅ましく淫らな反応には一切関知せず、ゴムのように滑っとした肉手の腋窩への責めは淡々とペースを保って続けられる。

この肉手からは、女体を貪ろうという今までの肉手にあった意思のようなものがまるで感じられない。

まるで機械のように単調に、完全拘束の咲菜の丸出しの腋窩に粘液を塗り広げ、薄肌の奥深くにまでそれを浸透させていく。

 

ヌルッ…ヌルッ…グチュッ!…ヌルッ…ヌルッ…グチュッ!

 

淫らな思い水音が咲菜の腋窩から響く。

咲菜の耳にも届いているその音は、脇だけではなく彼女の耳までも犯すようだ。

白濁粘液、ローションと汗が咲菜の無毛の腋窩の窪みで混ぜ合わされ、そしてまた腋窩全体に塗りこめられる。

しなやかな肢体、その脇だけを肉手は白濁粘液でぬめった指で執拗に撫でさすり、窪みを穿る。

肉手がわずかに動く度に咲菜の身体が跳ね上がる。

 

「こんな…こんな程度でぇ…うぁ!?はぁっ…!んんんっ…うううっ~!あんっ…ああっ…や、やめ…はぁっ!?ああっ…~~!?」

(し、しつこすぎるぅーーーっ!!!!わ、脇だけされるのがこんな…こんなに辛いなんてぇ…っ)

 

咲菜のその反応は、わずかな肉手の動きに反して今までで最も情けなく切羽詰まっている。

眼は快感で蕩け、背筋を揺らし止めることができない。

噛みしめた奥歯は、擽ったさと快感を反復横跳びさせられることで生じる笑いで緩まされ、熱い呼気と腑抜けた喘ぎ声が交互に駄々漏れになっている。

だが、咲菜がどんなに悶え苦しもうと、肉手の擽り脇責めは止まらない。

何度も何度も執拗に咲菜の腋窩を擦り、穿る。

 

「咲菜ちゃん~すごい顔してますけど大丈夫ですかぁ?脇でイクのは変態って言ってたのにぃ~もしかしてもうイキそうなんですかぁ?」

 

リーリエは咲菜のその面白すぎる反応を吐息が聞こえそうな至近距離に接近し、つぶさに監視する。

咲菜は腋窩を擽られる快感でぐしゃぐしゃになったクールな美貌を取り繕い、ありったけの精神力と抵抗力を動員して頭を引き起こし、リーリエのほうを睨みつける。

 

「こ、こんなのぉ…っ…な、なんとも…なんともないわっ…ぅううっ…~~~!!!む、無駄なことはやめなさいっ…ぅ…」

 

咲菜はできる限り声を震わせずに精一杯の強がりをリーリエに叩きつけた。

悩まし気な声を抑えることができず情けない艶姿を晒しているが、まだ絶頂するほどではない。

腋窩からの刺激は甘く切ないが、絶頂するような激しさはない。

まだ耐えられる…。

だが、強気な発言とは裏腹に、捩じり上げられた肩はがたがたと落ち着きがなく、太ももは震えが止まらない。

リーリエはその咲菜の反応と言葉に、にやりと広角を吊り上げると、満足げに微笑む。

咲菜はその笑顔を必死に睨みつける。

だが、その強気な視線はこの後ぐちゃぐちゃにへし折られることなった。




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