退魔の領域 第30話 伊吹咲菜㉚ リーリエの研究室⑦霊力補給触手マッサージ⑥

媚薬とローション、そして少女の汗の匂い。

実験室には、それらの匂いが混ざりあった淫らな香り立ち込めている。

 

「くっ…ううっ…っぅ…ーーーー〜〜っ」

 

そして、噛み殺すような吐息と喘ぎ声が響く。

綺麗なソプラノボイスを耐えきれない快感に震わせる声の主は、実験室の中央で拘束された、退魔士、身体にぴったりと張り付く極薄の黒衣の狩衣に身を包んだ少女、伊吹咲奈だ。

天井と床から生えた男性の胴回りもありそうな触手に四肢をそれぞれ呑み込まれて拘束されている。腕を頭上にねじりあげられ、脚を大きく開かされ、ピンと身体を張りつめた完全に無抵抗な体勢。

その一切の抵抗ができない状態で、無数の人間の手を模した触手に絡みつかれ、撫でられ、熱い吐息を必死に噛み殺して、快感に打ち震えている。

 

「あっ!ああぅ…うぅうう…ううっーーーー~~~っ…さ、触るなぁ…くぅ…あっ!あああっーーーっ~~~~~!!」

 

(…っ…さっきまで手足だけ擽ってじらしまくってたのにぃーーーーっ!!!ひ、卑怯だぁ~~~~っ!!!さ、触り方がしつこすぎるぅ…っ…)

 

手脚を呑み込む触手の中にも繊毛をビッチリと生やした触手腕が何匹も泳ぎ回り、咲奈の細指や指股を擦り回している。

しかし、今はその動きはなんとか我慢できるまでに緩慢なものになっている。

だが、それは新たに咲奈の身体中を這い回り始めた触手腕の刺激を意識させるためであり、身体を襲う刺激自体はひと時も緩まず止まない。

咲奈は現在進行形で必死に歯を食いしばり、送り込まれ続ける焦ったく甘い快感に耐え続けている。

染み一つない真っ白な肌には玉のような汗が浮き、強気な眼は蕩け、髪は汗と粘液でぐっしょりと濡れている。

極薄のインナースーツも媚薬とローションと汗でスレンダーな咲菜の身体ラインを強調し、勃起した乳首や愛液を垂れ流す秘裂まで丸見えだ。だが触手腕はそこには触らない。まだ咲菜を焦らすつもりだ。二の腕や太もも、脇腹や肋骨、鎖骨をさわさわと撫でまわす。そして…

 

ぐちゃっ…ねちゃっ…ぐちゃっ…ねちゃっ…びちゃっ!びちゃっ!

肉と肉がぶつかり、ローションと媚薬が塗りこまれる音が激しくなった。

拘束退魔師のスレンダーな身体を撫でまわす触手腕の動きが速く強くなる。

 

「うぁっ!?あっ!!!ぐうううっ…!うぁぅ!?はぁっーーーっ!!!????」

 

それと比例するように咲菜の吐息も深く大きくなり、必死にこらえていた喘ぎ声が桜色の唇から漏れ出し、無意識に細顎を振り乱す。

散々に焦らされた肌は煮えたぎった快感で真っ赤に染まり、まるで泳いできたかのように汗でびしょびしょに濡れそぼっている。

その追い込まれた身体を、肉粒と繊毛触手がびっちりと生えた人間の手のような触手が無数に群がり、撫で、揉みまわす。

その触り方はひたすら丁寧で執拗だった。

縊れた脇腹をさらに細く削るように肉手でぐっぐっ!揉まれたかと思うと、掌を擦り付けられ、薄い肌をレオタード 越しにゾリゾリと擦られる。

さらにその上に浮かぶ肋骨までもを、別の肉手が一本一本強調するようにカリカリと削る。

襟足ではうなじが撫で回され、舐められ、そこから続くなめらかな背筋を指を立てて触るか触らないかの絶妙なタッチでつぅーっとなぞられた。

繊毛と肉粒のマッサージの快感は下腹の奥を直撃し、淫紋を刻まれた臍が痙攣する。

ニーソックスに刻まれた美脚もフルフルと震え、触られていない秘所からは愛液がとくとくと分泌されてしまう。

 

「うっ!ぐううううっーーーー〜〜っ!?お、お腹ぁーーーっ!!くすぐ…かすぐったぃーっ!!!」

 

(脇腹っーーーー!?や、優しく撫でられるとだめだぁーーっ!!!く、くすぐったいのが…き、きもち、気持ちいいっ!?ひ…卑怯よぉーーっ!!!動けないまま擽りまくるなんてぇ〜〜っ!!!)

 

咲菜の脇腹は既に開発されてしまっている。

散々粘液と媚薬を塗りこめながら擽りまくられたのだ。今では、インナーレオタードの密着感でさえムズムズとして落ち着かない。

脇腹は、少しでも撫でられれば呼吸は乱れ、甘い喘ぎ声を上げてしまう完全な性感帯となっている。

咲菜は脇腹を痛みを感じる寸前の絶妙な力加減で、肉粒触手腕にマッサージされる快感にびくっと身体を跳ねさせる。必死に歯を食いしばり、擽りの変態的な快感に必死に抵抗する。

だが、完全拘束の身体は全く動かせず、送り込まれる感覚には抗えない。

細腰をひねり、擽り責めから逃れようとするが、両側からがっしりと脇腹を掴み込んでいる触手腕からは逃れられない。

それどころか、大人しくしろとでもいうように脇肉をさらに強くぐりぐりと掴み上げられ悶絶する。

 

「うぁぁぁ~~~~~っ!?!?!あ、ああああっーーーーっ!!!!?や、やめろぉぉーーーーっ!!!!!そ、それはやめろぉーーーっ!!!」

 

それでも、なんとか快感を解放しようと、助けを求めるようにその端正でクールな顔をぐしゃぐしゃに歪めながら顎を仰け反らせて喘ぐ。

しかし、触手腕はそんな些細な抵抗さえ逃さない。

顎が上がったことで、無防備に晒された白い首筋。人間にとって避けがたい弱点であり太い血管や神経が通るそこを、繊毛肉手で撫で摩られる。

顎の裏をちろちろと焦らすように擽られ、綺麗な鎖骨を筋肉と骨に沿って執拗に何度も何度も触手が往復する。

咲菜はその頭に染み込むような快感に眼を白黒させ、熱い呼吸を搾り取られる。

もどかしさと心地よさの入り乱れた責め。

快感に耐えるために硬く力を込めたスレンダーボディはやわやわと端から崩すような愛撫によって一瞬で緩まされてしまった。

 

「はぁ…っ…あっ…うっ…あああっ…あああっーーーー〜〜〜〜!」

 

(これ…だ、だめだぁ…脇腹も…っ背中もぉ…あ、顎撫でられると…ち、ちから抜けちゃう…うぁぁーーーー~~~ぅ…)

 

「効いて来てるみたいですねぇ〜これからどんどんつらくなりますけどぉ〜大丈夫ですかぁ?」

 

リーリエは、繊毛のビッシリ生えた触手腕で完全拘束の身体を揉まれ擦られ、ローションと媚薬を塗り込まれる掻痒感を伴った快感を必死に我慢している、咲菜の情けなく蕩けた顔をうれしそうに覗き込む。

 

「はっ、はっ、はぁっ…んっ…くぅっ…う、うるさぃーーーー〜〜〜っ!!は、はなしかけないで…く、くれないぃ…?」

 

咲菜は震えそうになり、ともすれば快感で泣き叫んでしまいそうな口から必死に強がりをひねり出し、再び唇をかみしめると、内股を震わせる。

リーリエの煽りは、咲菜の反骨心を煽り、かわいい抵抗を最大限に引き出すためのものだ。リーリエは、咲菜が想定通りに抵抗してくれたことに満足すると、その抵抗を叩き潰す言葉を続ける。

 

「まだまだ元気みたいですねぇ?じゃあ続けましょうかぁ~」

 

「あぅっ…!ふぁ…っううっ!?あああーーーーっ!!!」

 

少しでも粘液ローションマッサージから逃れようと限界まで背筋を反らしていたことで、無防備に突き出されていた臍、淫紋の中心に機械腕からローションが垂らされる。

垂らされたローションは、それに群がるように集まってきた触手腕に、ぬちゃぬちゃびちゃびちゃと粘着質な音を立て、臍に何本もの繊毛の生えた指を挿入されながらめちゃくちゃに塗り込められた。

その激感に、咲菜の薄っぺらい強がりは簡単に引き剥がされ、食いしばっていた唇からは嬌声が溢れ出た。

 

「へ、臍っ…!?うぅうううううっ!!!ひぁああっっ…!!!あっ、あっ!うぅぅううっーーーーあはぁああっ―――――――っっっっっ!!!く、くすぐったいぃ!!!くすぐったいぃいいいいいっ!!!?????」

 

「あはっ、やっぱり臍もダメみたいですねぇ〜またいい感じに反応が変わりましたぁ」

 

リーリエは咲菜の情けなさすぎる陥落を嗤いながら満足気に眼を細める。

だが、咲菜にそれを気にする余裕はない。

臍に群がった機械腕と触手腕から逃れようと、尻と腰を激しく不利、臍を逃がそうと必死に身体を捩る。

だが、咲菜の背面に群がる触手腕が咲菜の脇腹と背筋に群がり、ぐっと臍を出した体勢を強制する。そして、同時に、脇腹の触手腕が、臍挿入から逃れようと力の込められた腹筋を揉みほぐすようにぐちゃぐちゃと括れた脇腹を擽りまくった。

触手腕のマッサージは下手をすれば痛いほどの力だったが、粘液と媚薬をまぶされ、極薄のぴっちり衣装の上から行われるそれは、にゅるにゅると咲菜の脇腹の肉を繊毛がびっちり生えた指から逃れさせ、全く苦痛を与えずに純粋な快感だけを開発された弱点へ叩き込んでくる。

 

「あーーーーーーっ!!!!!!ひゃぁああ!!!うぅぅぅぅうううっーーーー〜〜〜〜〜〜!!!!!ま、また脇腹ぁ!!!こ、これだめだぇ!!!!」

 

(わ、脇腹〜〜〜〜っ!?ち、力がぬけちゃうっ…て、抵抗できないぃ〜〜〜!!!!!ひ、卑怯だぁーーーーっ!!!)

 

咲菜は涙を流しながら触手腕の脇腹擽りに悶え狂った。

脇腹はさんざん媚薬を刷り込まれてすっかり咲菜の弱点になってしまってる。

そこをまた、繊毛触手をビッシリと生やした手でゴシゴシと擦りまくられる感覚は擽ったさと快感を伴った、苦しいが気持ちのいい感覚だった。薄皮のような我慢は一瞬で消し飛んび、叫び声を上げてしまった。反射的に跳ね回る身体は制御が効かない。

同時にあらゆる皮膚から送り込まれるくすぐったく焦れったい掻痒感を伴った感覚は咲菜の物理的な力を根こそぎ吸い取っていく。

そして、霊力の含んだローションを塗り込まれることで、霊力は回復していく。だが、

霊力を放出すると快感を感じる異常体質も咲菜の精神をかき乱す。

 

「うごいちゃだめですよぉー?」

 

リーリエの笑い声とともに、さらに咲菜の身体へ触手腕がからみつく。

次に狙われたのは、スレンダーな身体の割には豊かなCカップのツンと上を向いた美乳だ。咲菜は足裏や脇腹からの擽り絶頂で散々弄ばれ、焦らされてきた。

通常なら性感帯とは言い難い部分をチョーカーの肌開発や媚薬粘液で性感帯として開発され、強制的に叩き込まれ快感による絶頂は信じられないほど焦れったく、泣き叫ぶほど苦しいものだった。

そして、それは強烈に咲菜の被虐心を刺激する代物であり、恥ずかしい部位での絶頂は彼女を精神的にも追い詰めた。

そんな中で不意に通常の性感帯から送り込まれてくる快感はまさに甘露のように甘く、咲菜の身体に染みわたった。

後ろから二本の触手腕に撫でられる。下から支え、乳首を避けて下乳をつぅーーっとなぞりながら乳房全体をやわやわともみほぐされる。

 

「あっ…くぅっ…む、胸ぇ…っ…おおっーーー~~~~っ!?」

 

(ああっ!!!む、胸ぇ!!な、撫でられてるだけなのにぃ…だめだぁ…ち、乳首がぁ…!ろ、ローションの感覚がぁ…っ…)

 

咲菜は敏感な乳肌を大量の繊毛と肉粒でなぞられながらマッサージされる感覚に、触手腕に絡みつかれてさらに自由のなくなった身体をぴくぴくと震わせて耐える。

だが、快感に抵抗できない美乳は下乳への繊毛マッサージに逆らえず、注ぎ込まれる快感によって、その頂点の乳首を完全に勃起させてしまった。

両胸はさんざん焦らされたせいで、快感ではちきれんばかりに張っている。

その乳肌を撫でられながら揉まれるのは筆舌に尽くしがたく、その柔らかな快感は咲菜の背筋に染み込み、身体の芯を蝕む。

乳首に垂らされ続けるローションはもちろん止まらない。最早、垂らされるローションの感覚さえ、咲菜には耐えられない。歯を食いしばり拘束された身体を捻り、なんとかローションから逃れようとするが、陰湿な機械腕はそれに追従し、咲菜の両乳首をローション責めから逃さない。

触手腕が胸を下から持ち上げるようにやわやわと揉み上げると、むにゅむにゅと柔らかく形を替える両乳はその隙間にローションが垂れ落ち、ぬちゃぬちゃと淫らな音を立てる。

胸が触手に優しく揉みしだかれれば、レオタードのローションに濡れた極薄生地が勃起した乳首をシュッシュッっとこすり上げる甘い快感が背筋を貫く。

そして、両乳首はローションを直接垂らされる刺激と、極薄の采配レオタードの生地に擦りつけられるわずかな刺激を受けて、さらに勃起してしまう。

だが、触手腕はまだそこには触らない。

完全拘束で焦らされ続ける咲菜は与えられる焦れったい快感にただ必死で耐え続けるしかない。積み重なっていく焦ったい快感と隠れた被虐性からくる期待感。

咲菜は、鼻息を荒くし、乱れた呼吸を何とか平静に保とうとする。

だが無駄だった。

決定的な性感帯への十分な刺激を得られないまま満たされずに積み重なっていく快感はガリガリと咲菜の我慢を削っていく。

普通なら無視できる刺激だ。しかし、今の限界近くまで焦らされ身体を改造された咲菜には、このわずかな刺激は堪らない毒となる。

食いしばった唇はもう何度目かわからないその無駄な抵抗を放棄しそうになっている。

耐えるような潜めた熱い吐息が悲鳴に変わるのも時間の問題だ。

 

「ああっ…っ…う…こ、擦れてぇ…っ」

 

(狩衣と乳首が…擦れるのぉ…うううっ…!こんな少しの刺激でぇ…っ…)

 

咲菜の身体は、群がった触手腕によってどんどん追い詰められていく。

触手腕はその指と掌にビッシリと生えた繊毛と肉粒が淫魔のチョーカーで敏感な状態に改造された皮膚を撫で擦り、一時として落ち着く暇を与えない。

ほっそりとした二の腕に、適度に脂肪が乗った柔らかな太腿、カモシカのように引き締まった脹脛に、削いだように括れたウェストとそこから続く脇腹に桃尻、張りのあるCカップの両乳房。そして、膝裏や腕の関節に掌、脚の裏、そう言った皮膚の薄い場所。

それらがローションと媚薬をまぶされながら、ネチャネチャ、ゴシゴシと繊毛と肉粒で擦られる。

呼吸を止めて耐えようと擦るが、長くは続かない。呼吸の限界で深く息を吸い込むと、我慢していた快感までもが深く身体に染み込む。

そのたびに艶めいた吐息は更に熱くなり、絞り出すような喘ぎ声が我慢できず桜色の唇から漏れ出す。

咲菜は、身体をもみあげられるだけなのに激しく乱れてしまうのが恥ずかしくてたまらない。

本来の性感帯は絶対に触ってもらえず

 

「咲菜ちゃん、まだ触られてないところがあるの気づいてますか?」

 

ピクピクと痙攣が止められない咲菜の耳元に、

いつの間にか後ろに回り込んでいたリーリエが、潜めたように囁く。

身体中を繊毛と肉粒にまみれた触手腕でこすられている咲菜は、その刺激とは無関係に背筋をビクッ!っと震わせてしまった。

そして、無意識に捻り上げられた両腕を引っ張り、丸出しになった弱点、両脇を隠そうともがいてしまった。

 

「その反応はぁ~わかってるみたいですねぇ~?最初に淫紋を刻んだ時に散々いじって上げたあそこですよぁ?」

 

リーリエが咲菜の目の前に回り込み、いやらしい笑みを浮かべる。

 

「…っう…ぅうう~~~…」

 

咲菜はその笑みから視線を外す。リーリエが直視できなかった。今の自分は弱点を見せつけるように丸出しで拘束されている。ついにその弱点を責められるのだ。

 

(い、いやだいやだいやだぁ…脇はもう嫌だぁ…あの時みたいなのはもう嫌ぁ!!!!!)

 

咲菜は初めて淫紋を刻まれた時にいじりまわされた弱点。腋窩への責めを思い出し、その時の恐怖とこれからの責めへの自覚していない期待感で顔をぐしゃぐしゃにしている。

 

「じゃあ!始めましょうかぁ~?」

 

リーリエがそういうと、咲菜の脇腹を散々いじめ抜いた柔らかく、媚薬で濡れたモップのような触手が回転しながら腋窩へ近づいて行く。

 

「ぅううううううっ~~~~~~~!!!!!」

 

咲菜は声にならない悲鳴を上げて必死に逃げようと完全拘束の身体を振り乱す。

だが無駄だ。咲菜は与えられる責めに悶え狂うしか選択肢はなかった。




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