退魔の領域 第26話 伊吹咲菜㉖ リーリエの研究室③霊力補給触手マッサージ②

咲菜の前に機械アームでぶら下げられた霊力ローションのボトル、これから無数の手型触手で彼女の淫魔チョーカーで改造されてしまった敏感艶肌へ塗り込められる予定のそれが、静かな駆動をたてて、彼女の頭上に移動する。

咲菜は敏感に改造された柔肌と淫紋の改造により増進された性欲の疼きに悶えながら視線だけでそれを追う。

ボトルは彼女の頭上で停止すると、更に機械腕が四本、天井からぶら下がり、ボトルからチューブを引き出す。

機械腕はチューブを、彼女の胸、Cカップのつんと上を向いたバスト、その両乳首と首筋、臍の四ヶ所に伸ばして、それらの箇所にギリギリ触れない場所で静止する。

そして、同時にチューブから霊力ローションがトロトロと流れ出す。

 

「くぅぅ〜〜〜〜っ…!」

 

咲菜はいつもはクールに取り澄ましている美貌を快感で歪め、ゆっくりと自分の性感帯に垂れ落ち てくる霊力ローションから反射的に逃げようとする。

だが、淫紋の疼きと擽り拷問の後遺症、新たに加わったチョーカーの肌改造による快感に震える身体をどれだけ必死によじっても無駄だった。

四肢を触手に呑まれ、ピンと引っ張られ、張り詰めさせられている身体では、一センチも性感帯の位置をずらすことができない。

ローションは狙い通りに咲菜の性感帯に注ぎ込まれる。

最初の一滴は両乳首に狙いを定めたチューブだ。そこから垂れた雫が、咲菜の敏感肌に触れた。

 

「…ひぃぁ!…っ…うぁ…くっ…」

 

(つ、冷たい…っ)

 

咲菜は乳首に垂らされた霊力ローションの冷たい感触に思わず声を漏らす。

身体の中からわき続ける淫熱に火照った身体には、霊力ローションの冷たい感触が心地よかった。ローションは乳首から丸みを帯びたバスト、下乳に広がり、すっきりとした腹部を舐めて流れ落ちていく。

霊力ローションは蜂蜜のような粘性をもち、彼女の性感帯に確かな感触を持って接触し、ねちゃねちゃとゆっくり広がっていく。

ローションの冷たさの不意打ちに漏らしてしまった自分の声で頬を染め、それを恥じると、決意も新たに、唇をきゅっと引き結びその感覚に耐えようと意識を引き締める。

だが、次の瞬間から、咲菜はローションの冷たさではなく、別の感覚に耐えねばならなかった。

乳首に垂らされたローションがスレンダーな身体を伝って流れ、リーリエの研究室の床に落ちる頃には、ローションの冷たい感覚は失せ、肌を熱が襲う。

 

「あっ…!くぅ…っ…うわぁ…っ!」

 

咲菜は感じたことのない、未知の感覚に震え、完全拘束の身体を悶えさせた。

 

「効いて来たみたいですねぇ〜〜」

 

リーリエは想像通りの咲菜の反応に美貌を歪ませる。

 

「霊力補給なんて言って…け、結局媚薬を…塗り込むだけじゃない…」

 

咲菜は震えながら避難を視線に込めて、自分の頭の少し上をふわふわと漂うリーリエを上目遣いに睨む。

ローションを垂らされ、伝わった肌がじんじんと疼く。チョーカーの効果で肌が敏感になっているのもあるが、それとはさらに違う感覚。

 

「ええっ〜〜〜!咲菜ちゃんもしかして気持ちいいんですかぁ〜?それ単に霊力を溶かし込んだローションですよぉ?」

 

リーリエは、さも驚いたように快感に震える咲菜をニヤニヤと煽る。彼女は咲菜の身体を敏感に改造した張本人だ。もちろん咲菜を苦しめている症状を隅から隅まですべて知っている。だからこそ、咲菜がそれを押し殺し、今も自分を睨みながら強がっているのが滑稽で愉快でたまらない。

そうやって、美しい少女を嬲り、弄び、嘲るのが淫魔の彼女にとっては楽しくて楽しく仕方ないのだ。

 

「…っぅ!」

 

咲菜はリーリエのその発言に言葉をつまらせる。

 

「もしぃ〜気持ちいならぁ〜それは咲菜ちゃんの霊力を使うと快感を感じる変態体質のせいですねぇ〜抜かれるので気持ちイィならぁ〜挿れられるので気持ちがいいのは道理じゃないですかぁ〜?」

 

リーリエはニヤニヤ笑いを崩さずに咲菜に告げる。

 

「っぅ〜〜〜〜!あ、貴方がやったことでしょぅ…っ…」

 

咲菜は淫紋で改造された自分の身体の恥ずかしすぎる体質のことを改造した本人に指摘され顔を更に赤く染める。

そうだ、この感覚は、淫紋の中心、臍に触手を挿入され散々ねちっこく擽られたときの感覚に似ている。身体から何かが抜けて行くのではなく、逆に挿れられる感触。快感と充足感を合わせた感覚。咲菜が本能的に求めてしまっている挿入の感覚に類似した快感。

 

霊力を含んだローションが身体を伝うと、そこに溶け込んだ霊力は咲菜の肌を通して、彼女の身体に、その霊力をじわじわと伝達する。

つまり、咲菜の霊力が回復していく。

だが、彼女の身体は、淫紋の侵食により、霊力を使うと快感を感じる体質に改造されてしまっている。そのせいで、霊力を含んだローションを塗りつけられると、放出とは逆、つまり吸収するときにも同様に快感を感じてしまう。それも、挿入に類する充足感を伴った、放出とは別種の甘い快感をだ。

そして、たしかに自分の霊力が僅かに回復していることを感覚する。

だが、問題はその時感じる感覚だった。

皮下に何かが潜り込み、身体の中を巡る霊力の流れをつうーっとなぞられるような感覚。

本来は誰にも触られない、霊力を流す経絡を触られる感覚は咲菜の身体に未知の快感を送り込む。

 

 

(…っ…だ、だめぇ…霊力使うときの感覚とはち、違う…っ…!)

 

今、咲菜はその快感を感じしまい、身体をピクピクと震わせている。

その間にも、霊力ローションはとくとくと咲菜の両胸、乳首に垂らされ続けている。

擽り責めの最中、通常の性感帯をまともに刺激してもらえず、結局擽り霊力吸収で絶頂させられた咲菜にとって、ローションを垂らされ続けるという些細な刺激でも、もう我慢ができない。

強く引き結んだ唇は、まだ三分と立っていないのにすでに激しく歪み、奥歯を噛み締めて情けない喘ぎ声を出すのを堪えなければならない。

それでも抑えきれない鼻にかかったような吐息と抑えるのに失敗した喘ぎ声が漏れ始めている。

もちろん、乳首は勃起してしまい、極薄の狩衣のインナー、ハイネックレオタードをお仕上げてしまっている。

 

「くぁ…っ…ふ、ふぅ…っ…!」

 

(こ、これぇーーーーっ!!!ず、ずっと同じ感覚が続くのきつぃぃ…っ)

 

咲菜はつんと尖ったおとがいを跳ね上げ、少しでも快感を逃がそうとする。

だが、霊力ローションは絶え間なく両乳首に垂れ続け、いつまで経ってもその流れは途切れない。

狩衣の極薄生地越しに、ずっと続くその些細な刺激は咲菜の身体の芯に響き、彼女を少しづつだが確実に追い詰めていく。

そして、霊力ローションが伝った後には、本来絶対に触られない経絡を触られるような感覚が残り、霊力を強制的に挿れられる快感が走る。

徐々に強くなっていくその快感にも咲菜は敏感に改造された身体を捩り、悶える。

だが、四肢をくわえ込む触手で完全拘束されている今、それも満足にできない。

咲菜はほとんど身動きできない状態でそれらの快感を全く逃がすことができず悶え苦しむしかない。

さらに、そこへ新たな責めが加わる。

背後に回った機械腕が、咲菜の首筋、項までを包む狩衣のインナー、そのハイネックレオタードを器用につまむと、霊力ローションを流すチューブをズボっ!と差し入れ、引っ張ったレオタードの襟元をぱちっ!と元に戻した。

差し入れられたチューブからは霊力ローションが乳首に当てられたチューブより勢い良く噴出し、狩衣越しではなく、直接彼女の素肌に降り掛かる。

 

「あっっ!!はぁ!!!」

 

咲菜は、首筋に完全な不意打ちをくらい、驚きと快感が入り混じった喘ぎ声を漏らしてしまった。綺麗なソプラノボイスは熱く火照る。

そして、狩衣の中、素肌に直接広がる霊力ローションの感覚に唇をわななかせる。

密着スーツである狩衣の中にローションをぶちまけられる感触は最悪だった。

乳首に当てられたローションは、狩衣の表面をつぅーっとなぞり、その軌跡に焦れったい感触と、生地に染み込んだローションがじんじんと肌を焼く感触を残す。

だが、狩衣の中にぶち撒けられたローションは、咲菜が身体を捻るたびに、狩衣の極薄生地と咲菜の艶肌の間でねちょねちょと糸を引き、摩擦を奪い、狩衣を彼女の肌に滑らかに擦り付ける。

咲菜の染み一つない柔肌完全密着している狩衣のインナースーツも、その間に液体を流し込まれれば、その密着感がアダとなり、あっという間に全体に広がってしまう。

咲菜の背中、そこから連なる脇腹、臀部はもうローションでヌルヌルだ。そして、背筋やそこに連なる敏感な部位を伝い、狩衣の中を流れ、股間に集まる。股間に集まったローションは咲菜の陰唇や陰核をぬるっと舐め、おもらしをしたかのようにレオタードのクロッチからトロトロと流れ落ちる。

 

「ぐぅぅ〜〜〜…くぁっ…はぁ…」

 

(ろ、ローションで擦られるのぉ…だめぇ…ヌルヌルがぁっ…)

 

咲菜はローションでヌメリ、快感で身体をよじるたびに狩衣にぬるっと陰核と陰唇を擦られる感覚が甘くじれったくてしょうがない。確実に身体には快感が溜まり、我慢を擦り減らしていくが、決定的な最後にはまるで足らない生殺し状態。チョーカーの効果で敏感に改造されてしまった艶肌に積み重なり続ける掻痒感は耐えがたい感触だ。

そして、乳首にローションを当てられながら、首筋から狩衣の中にまでローションをぶち撒けられる感触は本当に最悪だった。

 

「咲菜ちゃん〜〜まだこの子達は触ってもイないんですけどぉ〜もう限界ですかぁ?」

 

リーリエはローションを垂らされ、ローションまみれになったままピクピクと悶え震える咲菜の眼前、吐息がかかり、触れてしまいそうな距離まで近づき、その至近距離で笑いながら煽る。

その後ろでは、咲菜のスレンダーボディを思う様蹂躙するのをお預けされている手型触手が、ワキワキと指を動かし、掌中にびっしりと生えた繊毛を震わせ、白濁粘液を分泌する最悪な光景が見える。

 

「っぅ…っ!」

 

(あんなのに身体を自由にされるなんてぇ…)

 

咲菜は目端に捉えたその光景から自分の落ちていくであろう快楽の渦を想像してしまい、ローションを注ぎ込まれている身体を更に震わせてしまう。

腐った肉のように柔らかい触手で構成され、繊毛がびっしりと生えそろった人手が淫紋で性欲を敏感に改造された艶肌を、霊力ローションを絡めてヌルヌルと嬲られたら、おそらく冷静ではいられない。

快感に顔を歪め、我慢し、それでもやはり耐えきれずに絶頂させられる。

そして、快感に咽び泣いて、叫び悶えても、何もやめてもらえず気絶するまで弄ばれる。

体に刷り込まれた責めから、無意識に想像してしまった結末は、咲菜の隠れた被虐性を存分に刺激した。

膣道は既にぐしょぐしょに濡れ、パクパクと狩衣の下で疼く陰唇からは粘ついた愛液が流れ、霊力ローションと混ざり合い、淫靡な液体を作り出す。

 

「ふ、ふざけないでよ…こ、こんなのっ…こんなのなんでもないわ…っ…」

 

咲菜は快感で跳ね上がりそうになる顎を引き、奥歯を噛み締めながら粘液ローションを性感帯に垂らされる終わりのない焦れったい刺激に耐えながらリーリエの煽りに歯噛みする。

だが、咲菜の強気な言論とは裏腹に、その身体は霊力ローションの効果で確実に快感を注ぎ込まれて乳首と陰核を勃起させ、陰唇からは愛液を垂れ流し、まだ触られてもいないのに屈服寸前だ。

 

「それじゃあ~すこーしずつ触って行きましょうかぁ~」

 

リーリエはローションを垂らされただけで必死に歯を食いしばり喘ぎ声を抑え、熱い吐息を漏らす咲菜を嬲りにかかる。




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