退魔の領域 第25話 伊吹咲菜㉕ リーリエの研究室②霊力補給触手マッサージ①

「っぅ…くぁっ…!!!」

 

リーリエの指が鳴った瞬間、咲菜の細首を締め付けているチョーカーが発動した。

そして、その淫媚な効果は、彼女に牙を剥いた。

咲菜は、その衝撃に細い頤を跳ね上げ、拘束された脚と背筋をピンと伸ばして打ち震えた。

 

「くうぁーーーっ!…あっ…はぁっ…!」

 

(こ、これぇっ…は、肌がぁっ…!乳首と股間もぉ…っ!)

 

咲菜は下腹部に刻まれた淫紋に散々苦しめ続けられてきた。

その効果は彼女の子宮に作用し、身体の内側からじくじくと彼女を苛み、淫欲をねちねちと刺激しながら強烈な性欲を与え、身体の疼きを誘発する代物だ。

結果として咲奈は、悶々とした感覚に四六時中悩まされ、自分の身体の内側から湧き続ける、終わらない快感に煮込まれて悶絶するはめになっている。

だが、新しく彼女に課された淫媚なアクセサリー、淫魔のチョーカーはより直接的な刺激を彼女に与えた。

咲奈の肌、つまり外側から彼女身体を焼いた。

銀の留め具をあしらい、黒のエナメルに光るシンプルなデザインのチョーカーだが、その効果は覿面だった。

チョーカーの効果が発動した今、咲菜の全身は皮膚の感度が跳ね上がり、鳥肌が止まらない。

最も敏感な状態で肌の感度が固定されてしまったような全身敏感状態。

特にチョーカーが締め上げる細首を中心とした胴周りが酷い。

首筋、鎖骨、腋窩、脇腹、臍、背筋、咲奈のスレンダーな身体のそういった、ノーマルな性感帯とは言い難い部位からなにもしていないのに残らず快感が入力され、それが淫紋の疼きと融合し、咲菜を苦しめる。

 

「あっ…くっ…はぁっ…」

 

(脚の裏っ…そ、それに掌も…だ、ダメェ…感覚が…っ)

 

完全拘束中、そこまで気にならなかった、四肢を飲み込む触手の内側の肉の感触。

自分の四肢の末端、敏感な手脚の末端を飲み込み、ねちょねちょと緩く舐めまわす感覚も、肌の感度を覚醒させられ、敏感になった今の状態では無視できない。

手脚を呑み込む触手の中で手足の指を突っ張ったり、握ったりしてなんとか快感を吐き出そうとするのがやめられない。身体の末端からじわじわと快感が這い上がり、中心に流れ込む感覚に咲菜は落ち着くことができず、もじもじと身体を捻る。

一切触れられていない胴回りも、ピクピクと身体の芯が震え、痙攣するのが止められず、四肢を触手に呑まれた貼り付けの不自由な態勢で悶え震える。

肌から入力される突き刺すような快感に、冷や汗が止まらない。

湧き出した冷たい汗は咲奈の体表で熱くなった肌に熱され、彼女の甘い体臭を周囲に振り撒きつつある。

敏感になった肌には、狩衣のぴったりと密着する感覚さえつらい。

彼女の柔肌を守るためにぴたぁと密着する滑らかな極薄生地で作られたハイネックレオタード、グローブ、サイハイニーソックスから構成される狩衣のインナーは彼女の汗を吸い、よりぴったりと彼女の肌に密着している。

密着した極薄黒衣の生地が彼女が快感で身体をひねるたびに、僅かに、シュッ…シュッ…と肌を擦る。その肌を舐める滑らかな感覚が咲奈にはたまらない。

もちろん極薄黒衣は快感で自己主張を強めている陰核や乳首などにもその滑らかで僅かな快感を与え、ちろちろと肌を舐めていく。

変態的な脇腹隠紋ブラシ触手擽り責めと、狩衣霊力吸収責めで屈辱的な連続絶頂をしてしまった咲菜にとって、ほんの僅かな刺激でも直接的な性感帯への刺激は快美で抗い難いものだった。

寧ろ、強すぎる刺激でない分、無意識にそれをより感覚しようとしてしまい、その満たされない弱すぎる刺激を性感帯にはっきりと受けて悶絶してしまう。

 

新たに加わった隠魔のチョーカーによる性感強化の呪いに、なんとか声を抑え、だが、荒い呼吸で静かにピクピクと身体を捻り、震わせ、悶絶する咲菜。

そこへ、リーリエがその震える身体を三百六十度あらゆる角度から堪能しようと彼女の周りを飛び回りながら嗤いかける。

部屋の中央に上下から四肢を触手に引っ張られられて固定されているため、どの方向からも震える様子はリーリエに丸見えだ。

 

「はーい!咲奈ちゃん、首輪の効果で咲奈ちゃんの身体の感度はその状態で固定されますぅ〜霊力があれば多少マシになりますけどぉ〜ないたきはずっとそのままの感度なのでよく覚えておいてくださいねぇ?」

 

「な、なんともないわ…っう…!」

 

(こ、こんな状態がっ…ず、ずっと続くなんてぇーーーっ!くううううっ〜っ!)

 

咲菜は自分の身体がどんどん自分の知らない状態に強制的に改造されていく事実と、その改造の結果感じてしまう異常な快感に内心泣き叫びそうになる。

だが、退魔師としてのプライドで、弱気をなんとか押し殺すと、リーリエの告げる残酷な事実に対してなんとか薄氷のような憎まれ口で応じる。

だが、咲菜の身体は口と違って正直だ。

乳首と陰核は勃起し、極薄生地の狩衣を押し上げてしまっている。子宮と膣はじんじんと快感が溜め込まれ、陰唇は震え、すでにハイネックレオタード のクロッチは愛液でその色を濃くしている。

咲菜はリーリエの視線から明らかに発情を始めている自分の身体を隠したかったが、触手に四肢を飲まれ貼り付けにされている咲菜にそんな自由は許されない。

それどころか、じわじわと煮込まれるような快感を逃す術さえない。

細首を締め付ける淫魔のチョーカーから少しでも逃れようと、無意識に顎をあげ、熱く火照り始めた身体から快感を逃そうとすることをやめることができない。

 

「あっ…うっ…あ、貴方本当にいい趣味…っ…してるわ…ふぅっ…!」

 

なんとか喉から喘ぎ声ではなく、続く減らず口を捻り出すと、視線だけをリーリエに向けて睨みつける。

リーリエは自身の身体の異常な改造に泣きそうになりながら強がる咲菜が可愛くて仕方がない。その妖艶な美貌を加虐心でぐちゃっと歪めると彼女に施す背術について説明する。

 

「それじゃあ〜始める前にルールを説明して起きますぅ〜。咲菜ちゃんにはこれから毎日、三時間ここで拘束体勢のまま寝てもらってぇ〜、その後三時間、この霊力を溶かした特性の媚薬ローションを刷り込みます。刷り込まれているときに上手く絶頂できるとたくさん霊力を補給できるので頑張ってくださいねぇ〜。今回はぁーもう気絶して咲菜ちゃんは三時間寝たのでぇ〜霊力補給からスタートですぅ〜」

 

リーリエは天井から二十リットル程度のペット素材に入った薄い青のローションのボトルを引き出して、咲菜の正面に機械アームでぶら下げながら説明する。

 

「そしてぇ〜それが終わったら。三時間私の調教を受けてもらいますぅ〜調教中はぁ〜咲菜ちゃんから霊力を搾り取るつもりでやるのでぇ〜絶頂せずに耐えてくださいぃー絶頂せずに我慢すればぁ〜たくさん霊力を持ったまま領域に戻れますぅ!頑張ってくださいね!」

 

リーリエが口角を三日月のように歪ませて咲菜を笑う。

 

「な、なにが霊力補給よ…私を弄びたいだけじゃない…」

 

咲菜はリーリエの説明したルールに赤面しながら怒り恥辱に震える。

要するにこれから毎日六時間、咲菜は完全高速でリーリエから徹底的に責められなければならない。

それも三時間毎に自分から絶頂を求める責めと、我慢しなければならない責めをだ。

ずっと絶頂を我慢し続ければ、霊力はろくに回復できないし、ずっと絶頂し続けてもやはり霊力はろくに回復できない。

領域に挑むためには霊力は絶対に必要だった。この極限環境で霊力を手に入れるためには、どんなに屈辱的でももうリーリエの契約に従うしかない。それに、すでに契約はなされてしまっているのだ。魔術的な契約には強い強制力が働き、一方的にそれをは破棄することはできない。

、つまり、もう咲菜がどうしようと彼女がリーリエに毎日弄ばれることは確定している。もう、受け入れ、少しでも霊力を確保するしかない。

 

「…っぅ…」

 

(絶頂するのは仕方ない…これは霊力を回復するために仕方ないこと…そのあとちゃんと我慢すれば大丈夫…)

 

咲菜が苦悩し、なんとか現状を受けれようと自身に言い訳をしているところにリーリエがさらに続ける。

 

「それじゃあ霊力補給マッサージスタートですぅ〜!」

 

リーリエがそういい、再度指を鳴らす。

すると、咲菜を拘束している天井と床の肉壁から人間の手を模した肉が先端に着いた触手がぶわっ!と二十本近く一斉に立ち上がった。

肉手触手の咲菜の肌に触れるであろう掌や指には極小の繊毛がびっしりと生えそろい、グチャグチャと蠢いている。加えて、散々彼女の身体に刷り込まれ、身体の感度を改造した白濁粘液が滴るほどに分泌され、指指の間にネバネバと白い糸をかけている。肉手触手の掌達はワキワキと蠢き、咲菜の肌に繊毛で白濁粘液と霊力ローションを刷り込むのが待ちきれない様子だ。

 

「くぅううう〜〜〜〜っ…!?」

 

咲菜は自分を快感の坩堝に叩き落とすであろう、自分を三六〇度取り囲む肉手触手から目が離せない。

なんとか逃げようと無意識に身体を振り乱す。しかし、四肢を飲み込む触手は絶対にそんな抵抗を許さない。咲菜は完全拘束でピンとはったぴっちりスーツを身に着けただけの身体一つでこれからの責めに耐え抜かねばならない。

 

(ぜ、絶対に耐えるぅーーっ!)

 

咲菜の地獄のような六時間がスタートした。




0
≪ 前の作品 作品一覧 次の作品 ≫
Twitterでシェア!



"やみやみ" is creating ""
やみやみ is creating

お支払い方法
 クレジットカード
 銀行振込
 楽天Edy決済
 デビット&プリペイドカード(Vプリカ等)
  支援はいつ開始してもOK!
  Entyで支援すると約1.5倍以上オトク!
詳細