『スター☆トゥインクルプリキュア』第48話の感想~12星座のプリンセス、蛇遣い座のプリンセス、プリキュア=グローバリズム、テロリズム、アニミズム(ネタバレ注意)


 相羽です。

 今回はアニメ


●『スター☆トゥインクルプリキュア』

https://www.asahi.co.jp/precure/


 第48話「想いを重ねて!闇を照らす希望の星☆」


 の感想です。

 ネタバレ注意です。

 ◇◇◇

 ◇◇◇

 ◇◇◇

 作中の三つの勢力、


・12星座のプリンセス
・蛇遣い座のプリンセス
・プリキュアたち


 は、現実に写像させて解釈してみるなら、


・12星座のプリンセス=グローバリズム
・蛇遣い座のプリンセス=テロリズム
・プリキュアたち=アニミズム


 ……なのではないかという解釈の仮説を提示してみたいと思います。

 初代『ふたりはプリキュア』から最新作『スター☆トゥインクルプリキュア』まで、コアテーマなどは「継承」されていることで有名な『プリキュア』シリーズですが。

 『初代』のプロデューサーの鷲尾天氏に、グローバリズムへの反攻、というと大げさかもしれませんが、過度のグローバリズムってどうなの? という意識があったことは各種インタビューで語られていたりします。

 詳しくは、FANBOXの外のページとなりますが、僕が15年来(笑)プリキュアシリーズの感想を書いているブログで、一度この点に関しての記事を書いているので、そちらを参照して頂けたらと思います。↓


●鷲尾天氏のエッセンス~均質化に向かう世界で「見え方が変わる」を守るということ―魔法つかいプリキュア!第15話「ハチャメチャ大混乱!はーちゃん七変化!」の感想(ネタバレ注意)

http://www.shoujosousaku.com/archives/52019846.html


 …となると、本作の「12星座のプリンセス」というのは、前話で、「宇宙のどこの星にも12星座の神話がある」というのが明らかになるところが、僕はけっこうゾっとしたわけですが(笑)、

 めっちゃ波及的、拡大的な力(何しろ、彼女たちのイマジネーションが宇宙中に波及したわけですから)として、「グローバリズム」の象徴なのかなと。

 12星座、ギリシャ神話、つまりいわゆる「ヘレニズム(特徴の一つは「合理性」だと言われたりします)」も、西欧的な原理の根幹にあるものと捉えて、かつ波及的性格(アレキサンダー大王が東方に遠征して波及させていったという話ね)のものだったと捉えればこの解釈を後押ししそうですしね。

 となると、



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