"相羽裕司" is creating "S市(仙台市)小説シリーズ"

個人クリエイターたちによる地域復興&ソフトコンテンツの輸出大作戦。 

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(現在はEntyの更新は停止しております。ご支援してくださった方々、文章などを読んで頂いた方々、ありがとうございました。)

 

相羽裕司の「 "S市(仙台市)小説シリーズ"」のEntyへようこそです。

作品の傾向は、郷土、神話・伝承、そしてちょい百合です。

S市(仙台)など東北近郊を舞台とする「S市小説シリーズ」という虚構と現実と神話が行きかう作品群を小説とイラストで綴っております。

月額支援形式でいわゆるパトロンになって頂ける方を募集するページですので、まず第一に僕自身が制作を継続的に続けていくために資金を集めたいという動機がありますが、それだけではないので、活動の方向性を少し語らせて下さい。数分だけ、お時間頂けたら幸いです。


現在、特に僕自身が関心をはらっているこの国の課題として、


1. 東日本大震災からの復興
2. 超少子高齢化社会の中で何とか生きていかないとならない


の二つがあります。


「1」は僕自身も被災しましたし、現在も宮城県仙台市で暮らしていますので、未だ当事者意識が高い課題です。

「2」も、学生の頃から半身不随の母親を介護していて、もう十年以上になります。


これら主に二つの課題に関して、創作活動を通して、少しでも良い方にもっていきたい、というのが僕が長年抱えている気持ちです。これらの課題に対しては様々なアプローチが可能ですし大事ですが、僕自身が物語作りやテキスト執筆といったことが好きだし得意なので、それを生かせる形で活動できたらとても良いだろうと考えているからです。


現時点での、これらの課題に対する僕の方向性は。


1. 宮城県仙台が舞台の物語作品を作って地域に興味を持つきっかけにしてもらって、観光客・あるいは移住してもいいかなというような方々を呼び込む。(→地域の活性化へ)
2. 日本のソフトコンテンツ(漫画・アニメ・ゲームetcなど)を海外に輸出するのを、「個人レベルでも」後押しして、地域の対外的な価値を上昇させる(→日本・特に東北地域が舞台の作品を好きになってくれた海外のファンの方が、日本の商品を買ってくださるパターン)。手に入ったリソースを、介護・福祉などの分野に再分配していく。


主にはこの二つです。


今回、Entyさんを通じて資金が集まってくれば、イラストが発注しやすくなる(やはり海外向けだと、現在『絵』の力が大きいです)、翻訳を頼んだりできるようになる(英訳付きのマンガを海外向けメディアに公開or販売といったことも考えられるようになってきます)、僕自身の介護負担が減って活動がしやすくなる(→徐々にそういう人達が増えれば超少子高齢化時代の対策になる!?)といったことが視野に入ってきます。


そして、ゆくゆくはそういった「地域復興や少子高齢化対策(としてのソフトコンテンツの海外輸出など)に関心がある個人・小規模レベルのクリエイターさん達」を増やして、補い合いながら活動できるように(僕はテキストを書き、別なクリエイターさんはイラストを描き、連携、など)なっていったらイイなと思っています。


さて、実際に僕が行っている。制作している作品についても少し触れておきます。


『S市(仙台市)小説シリーズ』は、特に東日本大震災以降、自力でweb連載をしている作品です。


既に『妹の紋章』という宮城県仙台が舞台の長編小説を制作し、電子書籍にまとめてAmazonのKDP(Kindle電子書籍)経由で出版したりといった活動を行ってきております。現在も、新作である『非幸福者同盟』という作品をWEB連載中です。


●こんな作品です

『S市(仙台市)小説シリーズ』は、いわゆるライトノベルと文芸小説の中間くらいの作風ですが、基本は可愛い女の子が出てきて、戦いがあって、ちょっと熱い展開があったりウルっとできる展開があったり、という広義のオタクカルチャーに属するエンターテイメント小説です。
ただし、表題の通り、宮城県仙台市。特に東日本大震災以降の仙台近辺・東北が舞台になっているのが特徴です。そこにはもちろん、地域復興を応援したいという気持ちが土台にはあります(私自身が仙台出身・在住です)。


『妹の紋章』の主人公・真司(しんじ)と彩可(あやか)は、両親の離婚をきっかけに幼少時から七年間仙台と関東圏とでバラバラに暮らしていた兄妹ですが、震災後の仙台で再会し、再び一緒に暮らし始めます。物語の中では、人間関係の再生と街の再生がリンクして描かれていきます。

――と、そんな作品を震災後は個人ベースで、そして友人のイラストレーターたちの協力を時々仰ぎながら作り続けています。

 

●2012年の仙台の物語『妹の紋章』(電子書籍版@有料@Amazon)

http://www.amazon.co.jp/dp/B00MKYZ23O/

 

●2013年の仙台の物語『非幸福者同盟』(現在「カクヨム」様でフリー公開中)

https://kakuyomu.jp/works/4852201425154879447

 

●2016年の仙台の物語『こちら街アカリの復興部!』(現在「カクヨム」様でフリー公開中)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885082440

 

●2021年の仙台の物語『少女輪廻協奏曲 ノギクとヴェドラナの愛』(現在「カクヨム」様でフリー公開中)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887332558

 

完成した作品は基本的に無料で公開したりパッケージにまとめて販売したりしつつ……

というのがこれまででしたが、積極的に(資金的にも)執筆を支えてくださる読者さんからいただく支援で、作品を作り続け、上記で述べたようなもう少し自分も回りも豊かになるような活動に繋げていけたなら、とても喜びに満ちた出来事だと思っております!


●資金の使い道は

皆様からいただいたご支援は、「原稿料」にあたるものと捉えまして、まずはイラストレーターさんやデザイナーさんへの報酬、紙の本を出版する場合には印刷代などに、続いて作品のさらなる発展のための投資に使わせていただきます。

(そのあとに残りました分を、ありがたく、作家自身の生活のために使わせていただきます。)

ここでいう「投資」とは――

現時点で、まず最初のステップとしてはイラストコンテンツの充実を念頭においています。地域復興や個人規模クリエイターの応援というコンセプトがありますので、できるだけ提携する個人イラストレーターさんにも報酬が入り、総合的に関わる人たちがwin-win-winになっていく状態を目指していきたいと思います。

もう少しご支援頂けるようでしたら、コミカライズ(漫画化)とかドラマCD化と、そしてそれらを海外向けに展開していくための翻訳版制作とか、視野に入れていきたいと思っております。

既に『妹の紋章』一作品は完成しておりまして、AmazonのKDP(個人で電子書籍を販売できるサービス)を利用して、Kindle電子書籍で出版済みです。2014年8月12日には、Kindleストアカテゴリランキング「読み物」3位、「日本文学」94位とそれなりの結果も出しています。これから新作の執筆も続けていきますが、既に完成作品があることで、作る作るといって結局作らないみたいな事態にはまずはならない。このプロジェクトは絵空事ではないという点は、ご支援頂くにあたってご安心頂けると思います。完成済みの作品をより豊かに展開するために、新作を意味がある形で制作し、世に出し、その物語を媒介にして個人クリエイターさん達の豊かさを増やし、その力を徐々に地域復興や高齢化社会なりの活動に還元していきたい。

ご支援頂いた分、期待して頂けたらと思います。

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